連棟、テラスハウス物件について

テラスハウスとは、複数の住宅が一つの建物に連なって建てられている物件のことです。
一般的に、同一の外観を持ち、各住宅は隣接する住宅や共用スペースと一体的な構造になっています。
ここでは、連棟物件のメリットとデメリットを紹介していきます。

メリット

1.プライバシーの確保

連棟物件は、建物内で住人同士が接する部分があるため、その分だけプライバシーを犠牲にするのではないかと思われるかもしれません。
しかし、建物全体を所有する管理組合によるルールや、各住居の所有者が守るマナーによって、プライバシーが損なわれることはありません。
また、一般的な戸建て住宅と比べると、建物や敷地の広さが狭くなるため、周囲の音や視線を気にすることが少なくなります。

2.共用施設の利用ができる(共用施設がある物件は多くはありません)

連棟物件には、共有スペースがあります。
プールやバーベキュー施設、フィットネスルームなどが提供されることがあり、独立型住宅では実現が難しい利便性が期待できます。
また、共同で管理するため、管理費が個人でかかる住宅よりも、安くなるケースが多いです。

3.安価な購入が可能

一軒家のように土地を購入して建物を建てるよりも、建物によっては築年数が古いものやリフォームが必要なものも出てきますが、ベテランの方であれば、比較的安価で手に入れることができます。
単純に相場は戸建より安くなります。

デメリット

1.プライバシーに配慮した知識が必要

プライバシーの配慮に関する知識が必要です。
それに伴って、周囲に迷惑がかからないようなルールを守る必要があります。
建物の所有者が、共有スペース内でルールとマナーを守って生活することが必要です。

2.共有施設の利用制限

共用スペースは、居住者全員が利用できるわけではありません。
いわゆる先着順や事前予約が必要な場合が多く、購入後の居住者であっても期待できる利用時間や過剰使用の禁止などのルールを守る必要があります。

3.リフォームの制限がある

建物の購入者は、住宅の内装や外観、設備のリフォームに制限がある場合があります。
建物全体や共有エリアへのリフォームや改修には、多数の所有者による承認が必要です。
また、建物外観の変更は、周囲と調和するよう細心の注意が必要です。
隣地と壁一枚でつながっているタイプの物件も多いため、リフォームする際は注意が必要です。

4.原則再建築不可
建物全体を建替えようとする場合に隣地の方がOKを出せばよいのですが費用的、タイミング的に必要でないと思われる場合承諾をとるのは容易ではありません。
単独での再建築は原則不可となります。

まとめ

連棟物件には、プライバシーの確保、共用施設の利用、安価な購入費用などのメリットがありますが原則再建築不可の物件となります。

連棟、テラスハウスの物件のご相談や買取依頼はぜひ弊社にご連絡ください。
ご相談だけでも役に立てると思います。

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