住宅はライフスタイルとともに住み替えた方が良い?
住み替えをする理由は、人それぞれ。
大きな買い物であるために、簡単に決断できることではありません。
主な住み替えのタイミングについて考えていきましょう。
独身の時
30〜50㎡の好立地マンションの1R〜1LDK
30㎡有れば住宅ローンは使用可能になります。
また好立地であれば、住み替えでもし売却する際にそれほど値段が下がらず売却できるでしょう。
価格にこだわるのであればリノベーションマンションは購入せず自身でリフォームの型にお願いした方が良いでしょう。
私も独居の際に1DKの35㎡程度のマンションを新宿に購入しましたが、引っ越しに伴い売却しました。
お客様に物件を勧めるにあたり自身が購入している方がより説得力が増すでしょうから。
結婚、出産
結婚して配偶者ができた際は2人用の部屋に住む方がよいでしょう。
間取りは2DK以上の間取りがお勧めです。
その方がケンカになりにくいのは当然ですし
それぞれのスペースが確保されている方が当然にいいです。
また、子供が生まれたきっかけで住み替えを考える人は多いです。
夫婦二人で不便なく暮らせる住まいでも、子供が誕生すれば手狭に感じてしまうものです。
子供の遊び部屋や収納スペースが確保できる広い家の方が子育てしやすいでしょう。
また、子供が小さい頃には必要性を感じないとしても、年頃になった時にプライベートな空間を用意してあげることも、子供の健やかな成長を思えば大切なことです。
特に、兄弟や姉妹で一つの部屋を使わせているなら「個室が欲しい」という時期がやってくることを想定しておくべきでしょう。
この場合の間取りは2LDK〜が無難だと思います。
子供1人で3部屋あれば個々のスペースがあることになります。
子供の独立のあと
「夫婦+子供」で住みやすかった家でも、子育てが終わり子供の独立とともにスペースを持て余すことも。子供部屋が荷物置場になってしまった、そのような家庭は多いものです。
もしも、その子供部屋が2階なら、掃除のたびに階段を上がるのは大変ですよね。
バリアフリーが必要になるシニア世代になれば、2階建てや部屋数の多さは、暮らしにくさに直結してしまうこともあります。
老後を見据えて、夫婦2人にあった家に住み替えを検討する人が多いです。
子供がいなくなると夫婦はまたカップルのように仲良くなるという説もございます。
その場合2人では広過ぎる場合もありますから、別に住み替えても良いかもしれません。
転勤・異動
転勤や異動が住み替えのきっかけになることがあります。
単身赴任という選択肢もありますが、子供が小さいうちは「家族一緒に過ごす」ことを重視して、家族揃って引っ越すケースが多いです。
転勤の場合に住宅ローンで購入した家を無断で賃貸に出すことは違反になりますから、もしそうなった場合はきちんと金融機関に相談をするようにします。
また転勤の際に売却を検討する方も多いです。
親と同居する場合
親との同居で住み替えをするパターンがあります。実家が持ち家だと、いずれは自分が相続することもあるかもしれませんね。
「一人暮らしをさせるのは不安」「将来的な介護」などの問題を想定して、実家を建て替えて二世帯住宅にする人が増えています。
また、親世帯、子世帯のどちらもマイホームを売却し、新たな二世帯住宅を購入するパターンもあります。
まだまだ元気な親を見ていると介護は遠い未来のことに思えますが、早めに備えておけばお互いの安心感に繋がります。
二世帯住宅であれば親子ともにプライバシーが保たれ、良いかと思います。
もし使わなかくなっても賃貸併用住宅とすることも可能です。
ライフスタイルの変化の都度買い替えをしていく、という方法もありますが当然に赤字を出さないのは容易ではありません。
その際はご相談くださいませ。