DIE WITH ZERO まとめ


20万部売れた本でYOUTUBEで見ましたので購入してみました。
目から鱗でしたので要約してみました。

ルール1  今しかできないことに投資する
今しか出来ない経験のために惜しみなくお金を使う
節約ばかりしているとその時にしかできない経験をするチャンスを失う
歳をとりすぎてからではお金は使えない
ゼロで死ぬことを目指すべき

ルール2  一刻も早く経験にお金を使う
明確な将来の計画を持ち、同時に今を楽しむことも忘れない
例えば20代の友人はバックパック海外旅行などを経験した人はどんなに大金を積まれても、あの旅の思い出を消そうとは思わない、と言った

どの年齢でどれくらいのお金を稼ぎ、どれくらい楽しい経験にお金を費やすかが大事
経験の配当とはなにか?記憶の配当である
死ぬ前に一番役に立つのは記憶の配当である

経験を増やすと人間は幸せになれる
今それ(経験)をしないことのリスクを考える

ルール3  ゼロで死ぬ
お金を稼ぎたい中毒の人の末路
ヘッジファンドを立ち上げた人の実話。彼は著者に「1500万ドル(15億円×1.5)稼いでもなお仕事を続けようとしていたらぶん殴ってくれ」と言ったが、38歳で早期リタイアした時40億ドル(4000億円×1.5)の資産家になった。
だが彼は忙し過ぎる仕事のせいで家族との貴重な時間、そのほかのプライベートな時間を失ってしまった。
莫大に資産を残して死んだ場合、その貴重な時間を無駄に働いて過ごしたことになる
100万$の資産を残して死んだら100万ドル分の経験をするチャンスを逃したのと同じ

あまりに仕事が好きな人は仕事の邪魔にならない形で有意義にお金を使える方法を考えてみよう

著者は生きているうちにお金を使い切ること、つまりゼロで死ぬことを推奨している

老後のための貯蓄はほとんど使わずに終わる

誰かにお金を与えるなら早い方がいい。死ぬまで待つ必要はない。
親、子供、慈善団体の寄付、生きている時にした方がより早く渡せるのと喜ぶ姿を見ることができる

FRBの最新調査でも世代別の年齢別 純資産の中央値はなんと高齢になればなるほど高い。
要するに高齢になればなるほどまだ資産の額は上がっているということ。
なんと70代になってもお金を貯めようとしているのだ💦

ルール4  人生最後の日を予測する
自分の寿命を予測しているか?
長寿リスクへの正しい備え方について「長寿保険」をすすめている
長生きし過ぎる人の不安を払拭する画期的な保険

推定死亡日までカウントダウンする、死亡予測アプリ→平均余命まであと何年、何日、何時間かカウントダウンしてくれる

自分が死ぬまでにやりたいことは何なのか?
書き出してみよう

ルール5  子供には死ぬ前に与える
子供たちに与えるべき金を取り分けた後の残りの自分のためのお金をうまく使い切ることを勧めている

お金を被相続人の死後にもらうとうれしさ半減、価値は激減する

相続が実際に起こった際、相続のタイミングが遅すぎて相続人(残された人)は値打ちのあるお金の使い方ができない

FRBの調査では60歳前後で遺産相続するのが最多でベル型になる 図参照
死ぬまでに子供に財産を分け与えないことは偶然に身を任せるのと一緒

せっかく何十年も働いて稼いだお金を誰に、いくらの額を、いつあげるか真剣に考えるべき、そしてそれを実行しよう!

お金の価値を最大化できる年齢は26〜35歳である。この時期に最もお金が必要になるがお金が足りない時期である

例えば30歳と60歳で同じ2000万円をもらっても使えることに限りがある
60歳になって住宅ローンの頭金を必要になる人は少ないし、明らかに30歳の方が住宅、車、結婚式、旅行、子育てにお金が必要な時期である

早く相続してしまうとそのあとお金を渡した方は気兼ねなく自分のためにお金を使える

幼少期に親から十分な愛情を注がれた人は成人後、他人と良い関係を築け、薬物中毒になったり、うつ病を発症したりする割合が低くなる。

寄付に関しても生きているうちにした方が良い

ルール6  年齢に合わせてお金、健康、時間を最適化する

貯蓄に回すべき割合は、20代30代、40代、50代と年齢によって変えていくべきだ。

お金の価値は加齢とともに低下する
経験を楽しむ能力は、加齢によって低下する

中年の人は、余裕があるなら、もっと積極的にお金で時間を買うべきだ。例えば家事のサービスを入れ、家事を極力しないようにしその時間を自分のために、周りのために使う

ルール7  やりたいことの賞味期限を意識する

死ぬ前に後悔することトップ2

最大の後悔は勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった。
他人が望む人生ではなく、自分の心の赴くままに夢を追い求めればよかった。

2番目 働きすぎなければよかった(男性では1位)

死ぬまでにやりたいことリストを作る
10年区切りの項目を3つ作り、今後30年間に何がしたいのか考えることから始めてみる
年齢や体力面の問題が制約にならないうちに、早めに計画を立てやりたいことを実現させていく

ルール8  45から60歳に資産を切り崩し始める

著者は、45歳の時に、自分の親と仲の良い人を連れて、世話になった仲の良い人、家族を連れカリブ海の美しい島にパーティーに呼んだ。素晴らしい経験だった

純資産を減らすポイントを明確に作る

死ぬまでに必要なお金=1年間の生活費×人生の残り年数×70%

資産のピークは、金額ではなく直で決める

自由時間が増えたときに、自分は一体何がしたいのかよく考えておく

老後生活の予定の物価を考慮して、1年間の生活費を計算する

ルール9  大胆にリスクを取る
リスクが少ないにもかかわらず、逃しているチャンスがないか確認する。一般的にはリスクを伴う行動は若い時ほどデメリットが少なくメリットは大きくなる。
 
あなたを行動から妨げている恐れに目を向けよ。それは合理的なものだろうかそれとも非合理的なものだろうか。非合理な恐れを夢や目標の障害にしないようにしよう。

人生では、目の前に常に選択肢がある。
あなたの選択にはあなたの価値観が反映されている。日々の選択に意識的になろう

考察
日々不動産の仕事で相続に関わることが多いですが、相続される方も高齢の方が多いです。
高齢になってからでは若い時ほどリスクを取れないですしお金も必要になりません。
体力も落ちています。
実際この前中南米に旅行に行くとなった際長期で体力的にきついかと思いやめたことがありました。
20代〜30前半の時期にお金と時間の余裕があれば行ったでしょう。
ですがその時は仕事が忙しく周りの皆も働いていました。

記憶の配当について。昔病院で看護師をしていた時に多数亡くなる方を見ましたが、皆病院のベッドの上で楽しいことは過去の思い出だけになってしまいます。
経験や良い思い出がいかに重要か考えさせられました。

また、相続を自分の意思で子供の必要な時期に渡していくというのはとても参考になりました。
私もそのようにしていこうと思います。

相続税がかかるような方々に是非読んで頂きたい本でした。

 

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