特定空き家とはどのような状態の物件を指すのでしょうか。

衛生上に有害と感じられる

ゴミの放置

下水などが漏れている

害虫や動物が多いなど

異臭がする。臭い

管理されていないため景観を著しく損なっている

街並みがキレイなのにこの物件だけ汚い、ツタだらけ

落書きが多い

ゴミが多く見た目が汚い

破損しガラスが割れているなど

保安上の危険

建物の破損、不朽、倒壊の危険性が恐れがある状態で存在自体が危険である。

建物が傾いている

ゆがみを目視できる

震度4~5程度でも倒壊しそうである

看板が落ちそう、塀が倒れそうなど

⇒こちらの物件は木の塀が崩れて道が通れなくなったそうです。ガラスも割れています。

その他周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態

近隣住民の生活に悪影響を及ぼしている状態であること

不審者や不法占拠される恐れ

樹木が生い茂り道路や隣地に越境している

動物のすみかになり臭気や糞尿の被害にあっている

など悪影響がある場合

他には

年間を通して空き家であるか。(1年間を通して電気やガスの使用がないか)長期不在か

私が近所で見かけたケースでは人が住んでいるのに天井にはブルーシート(雨漏りのため)でゴミ屋敷になっている物件もありました。

ちなみに人が住んでいても度重なる近所とのトラブル、苦情、通報が相次ぎゴミ屋敷になっている物件に関しては行政の指示で強制執行される時があります。

※本来住宅などの敷地として利用されている土地は、

固定資産税が課税標準額の1/6~1/3、

都市計画税が1/3~2/3に軽減される措置。

地価が高い地域では、建物を除却して更地にすると特例が使えなくなるため、管理状態の悪い空き家が放置されることにつながると指摘されていたことから起因しています。

ですので更地にすると税金が高くなるから空き家にして放置しておこう

特定空き家法成立

ボロボロの空き家をなんらかの形で処分しないといけなくなる

これが行政の考えた空き家を減らす対策です。

ボロ空家のままで家賃収入を得る方法があります。