空き家管理と一般的な建物管理の違い

 

建物管理とは

建築物を使用し、維持管理するために清掃、点検、修繕などを目的におこなうことを指しています。

つまり建物管理は建物を居住者が快適に使用するために行う業務です。
空き家は一般建物管理の対象ではありません。

建物管理の対象

オフィスビル、マンション、アパート、貸家など収益用不動産。
こちらは賃料収入があって建物管理の費用を支払うことで成り立ちます。
また住宅を所有者が個人で手入れすることも広義で言えば建物管理ですね。

空き家管理の対象

空き家ですので賃料収入はありません。
建物の状態は人も住んでいないので日々悪化傾向にあります。
毎年の固定資産税、都市計画税をはじめ、使わないけれど契約している電気、水道、ガス代など費用ばかりかさむ建物を管理するのが空き家管理なのです。

それに加え雑草やゴミで町への近隣に迷惑をかけている場合も物件によってはございます。

ですから建物管理と空き家管理は似ていますが異なるものです。

プラスの状態をよりプラスにするのが一般的な建物管理、収益物件の管理です。

現在のマイナスの状態を維持管理したり少しプラスにもっていくのが空き家の管理です。